top of page
Modern Architecture

在留外国人の健康とウェルビーイングの向上につながるエイジング・イン・プレイスの環境構造条件の 探索的研究
Exploring the environmental structural conditions of ageing-in-place to improve the health and wellbeing of foreign residents. An exploratory study

本研究事業は旭硝子財団の助成を受けて実施しています
This research project is supported by Asahi Glass Foundation 

​概要 (Project summary)

夕暮れ時の橋

年をとっても可能な限り健康で自立し、住み慣れた場所で自分らしく尊厳を保ち暮らし続ける「エイジング・イン・プレイス」の考えが、高齢化の進展に伴い世界各国で重視されてきています。高齢者の社会参加の促進など、高齢者にとってやさしい・健康的なコミュニティづくりが進められています。地住民より言語・文化の違いにより医療ケアのアクセスに制限がある、在留外国人にとって健康・ウェルビーイングを促進するためのエイジング・イン・プレイスの実現には、どのような環境構造要因が関係しているのか?この問いを考えていく探索的研究です。

The concept of 'ageing in place', where people can remain as healthy and independent as possible and continue to live in their own way and with dignity in their own familiar places, is gaining importance in the world. However, this concept may not be much paid attention for ethnic minority population. This is 3 years research project aims to explore environmental, social and psycological factors related to ageing-in-place to promote health and wellbeing for foreig residents in Japan.

​概念枠組み (Conceptual Frame)

世界保健機関が提唱する高齢者にやさしい都市(2005年)の概念枠組みをもとに、8つのドメインを「物理的」「社会的」「心理的」環境条件をして分類し、健康・ウェルビーイングに関連する構造条件をアンケート、インタビューの量的・質的調査手法を用いて可視化していきます。

Based on the conceptual framework of the World Health Organisation's Age-friendly Cities (2005), the eight domains are classified according to 'physical', 'social' and 'psychological' environmental conditions, and the structural conditions related to health and wellbeing are visualised using quantitative and qualitative research methods of questionnaires and interviews.

旭硝子財団ヒアリング資料_HP用①_edited_edited_edited.p
579051_430283720367861_232004736_n.jpg

プロジェクトメンバー (Member)

研究代表者 相原洋子(岡山大学保健学域)

PI: Yoko AIHARA 

共同研究者 竹村和子(兵庫県立大学地域開発ケア研究所)

Co-researcher: Kazuko TAKEMURA

研究協力者 こう ごうせい(岡山大学大学院博士前期課程)

Research Collborator: Yucheng XIANG 

最新トピック(News)

2024年10月5-6日 International Symposium on Global Ageing and Diversity

​ 

スクリーンショット 2024-09-22 201708.png

10月5,6日に国際シンポジウムが立命館大学(京都市)で開催されます。本シンポジウムにおいて、在留外国人の訪問看護の課題をテーマに講演を行います。(終了しました)

​パネリストとして「Home-visiting nurses’ perception on the care for older adults with diverse culture and language」をテーマに講演を行いました。在留外国人の高齢化として当事者たちの意見を聞けた貴重な時間となりました。

IMG_0124.png

2024年9月15日 日本ソーシャルイノベーション学会 ポスター発表を行いました

​ 

1727002672911.jpg

早稲田大学で開催された第6回日本ソーシャルイノベーション学会において、「システム思考を用いた在留外国人におけるエイジング・イン・プレイスの環境構造に関する探索的研究」と題して、本研究のプロトコルについて発表を行いました。

​6月からのフィールド調査を引き続き実施していきます。

bottom of page